2013年4月27日土曜日

映画:バニーゲーム



見たいけど見たくない映画を借りました。この気持ちを誰かに味わって貰いたいです。
というわけで今回借りた映画は

バニーゲーム(The Bunny Game)

と言います。基本的にガイキチ映画だと思ってもらえば間違いありません。





【あらすじ】

売春婦がイカれたトレーラーのおっさんにさらわれ気が狂う!
視聴者の気も狂う!

以上。


【登場人物】














主人公の売春婦。基本的にかわいそうな人。













トレーラーのおっさん。キチガイ人間。やさしそうな顔してるけど騙されてはダメです


【内容】














まずこの映画は数分の口淫シーンから始まります。しているのは主人公哀れな売春婦。男の手の位置を見てもらえばわかるように、無理矢理のやつです。ツインテールじゃないのでつかみにくそうですね。ペイントでやったようなハイパー雑なモザイクが悲しみを誘うし、全くそそられるものがありません。


 基本的に映画の冒頭は売春婦がいかに辛い日常を送っているかが描かれています。売春婦だからと酷いことをされ、薬で眠らされてはお金を盗まれるけど、「ドラッグとお酒があるから負けない!」と気分を立ち直らせる、というあまりに哀れな光景が映されています。











昏睡させられ金を盗まれる。













あーん、もう嫌こんなの・・・













でもお薬あるから負けない!



そんな感じで今日も客待ちをしていると一台のトレーラーがやってきて、運転しているおっさんが彼女を昏睡させる事案が発生。


















連れ去られたらあとは何となく察しがつきますね。散々暴行されます。主に行われることとしては

・鎖でトレーラーに繋がれる
・髪を剃られる
・焼きごてを押し当てられる
・お散歩ごっこをする
・バニーゲーム
・ビニール袋

などなどです。いくつかピックアップしたので、見て行きましょう。
















散歩の時間だよ。こっちに来い!

















うさちゃん待てーっ!待てよおら!

















ビニール袋おいしいだろ!美味いだろおら!


などなど鬼畜の所業を繰り返すおっさん
















いいですか。これが気違いの顔です。表情がぼーっと浮いて・・・(よく見るとタイツをかぶっています)


 このようなことを5日くらいかけてやってたらとうとう売春婦が発狂。全裸でゲラゲラ笑いながらトレーラーから走り出します。鎖はおっさんが解いておいたようです。















またもやモザイクが雑だ。



で、この映画終了です。とてもよい映画だと思います。



 
【感想】

ひたすら不快な気持ちにさせられ、置き去りにされる感じでした。 
「ああ、売春婦が哀れだ・・・。あっ、おっさんに連れ去られた。このおっさんは一体何がしたいの?この変な映像効果にはなんの意味が?ああ、売春婦にそんな酷いことしないであげて・・・。うわ、この不快なBGMは何?バニーゲームは一体何を意味してるの?あっ、売春婦の気が狂ったぞ・・・。あ、終わった・・・。で、製作者の意図は何なの?この終わり方に何の意味が・・・」と疑問がラッシュしているうちに終わってしまうような感じの映画となっております。

 タイトルにもなっているバニーゲームシーンについてなんですが、僕はここから何を感じ取ればいいのか全くわかりませんでした。おっさんが「バニーゲームをしよう」と言い出して売春婦に全く可愛くないうさちゃんマスクをかぶせ、自分はイノシシみたいな被り物をして追いかけっこをする、というシーンなのですが、何をやっているのか、何がしたいのか、何を言いたいのか全くわかりません。ただ、怖い被り物をして理解不能なことをされるととても怖いということはわかりました。





余談ですが、この映画の製作元の名前がDeath Mountain Productionという名前なのが非常に気になりました。











一体どういう意味なんでしょうね。



人生を76分無駄にしたい、わけのわからないものを見てみたい人はご覧になられてはいかがでしょうか。
おすすめはしません。



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