2015年12月31日木曜日

2015年の音楽・映画・本



12月31日なので、今年印象に残った曲、映画、本・漫画を挙げていこうと思います。
(僕が今年見た聞いた読んだものなので、2015年以前の作品も含む)




【音楽】

・怒首領蜂最大往生 - Stage:1 ラン



・Avicii - Waiting For Love



・DOTAMA - 音楽ワルキューレ2



・Classics IV - Stormy



・絶妙Σ - 八十八ヶ所巡礼



・Aritus - Keep



・Eon - We'll Go On



・Lamp - さち子




・WALTER JACKSON - GOTTA FIND ME AN ANGEL



・Satellite Young - Dividual Heart







【映画】

基準が「あんまり期待しないで見たら割と好きだった」程度なので、そもそも人におすすめするにはふさわしくないものばかりです。すべてホラー映画。

・恐怖ノ黒鉄扉(los inocentes)


 監督が12人もいるためかストーリーに全然まとまりが無いけど、とにかく若い男女がポンポン死ぬし、下記のような意味不明な死に方もするので割と好きでした。


内容としては、昔々いじめられっ子がとあるモーテルのボイラー室に閉じ込められて焼死、それ以来何かの呪いかそこでどんどん人が死ぬからモーテルは廃業。そのことを知らない
現代っ子の主人公たちは「余裕でしょ~」とか言いながらモーテルに泊まり、余裕じゃなくなるというものです。



・ネスト(Musaranas)






・サベージキラー(The savage killer)

聴覚障害の女性が遠距離恋愛中の彼氏に会いに行こうとしたら、途中でギャングに襲われ殺されちゃって埋められちゃうんですけど、女性の復讐心とはるか昔に殺されたインディアンの魂が合体してゾンビ復讐マシーンとして大復活。クズ共を殺しまくる映画です。



過去にエントリーを書いたのでこちらをどうぞ。



・キャビン(The cabin in the woods)


これはぜひ見て欲しいし、バレリーナの可愛さはいつまでも色褪せない







【本・漫画】

・死役所

死役所 1巻
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新潮社 (2014-10-10)


・すばらしきかな人生

すばらしきかな人生-ふたたび友郎-(1): ビッグ コミックス (ビッグコミックス)
北原 雅紀
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・クダンノゴトシ

クダンノゴトシ(1) (ヤンマガKCスペシャル)
渡辺 潤
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・人造人間の怪

人造人間の怪 呪みちる初期傑作選I (第2刷)
呪 みちる
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・ムシヌユン

ムシヌユン(1) (ビッグコミックス)
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・超動力蒙古大襲来

超動力蒙古大襲来
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駕籠真太郎
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・ヒトラー演説

ヒトラー演説 - 熱狂の真実 (中公新書)
高田 博行
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・多数決を疑う――社会的選択理論とは何か

多数決を疑う――社会的選択理論とは何か (岩波新書)
坂井 豊貴
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・難波鉦異本 上

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・あれよ星屑

あれよ星屑 1巻<あれよ星屑> (ビームコミックス)
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来年も良いものからクソまで積極的に鑑賞していきたいと思います



2015年9月5日土曜日

【映画】ブラックフット(Backcountry)


遭難するなら100エーカーの森にしましょう。



「火起こしのプロだからな俺は!山道にも詳しいんだ。」といいとこ見せたくて仕方がない彼氏と、あんまり乗り気じゃない彼女のカップルがキャンプにやってきて遭難、運悪く人喰いクマに遭遇しムシャムシャされてしまうという映画です。

一応実話を取り入れた映画で、12年間アラスカでグリズリーの保護活動をしていたティモシー・トレッドウェルの最期――恋人と共にグリズリーの襲撃を受け死亡した――をエッセンスとして使用しています。それ以外はオリジナルストーリーです。劇中で"Based on true story"とご丁寧に出てくるのですが、ストーリーというかワンシーンを拝借しただけなので、「そうだよな。そう言えなくはないよな」と思いながら飲み物をすすることになります。

この映画はいわゆる「殺人巨大グマが大暴れ!男どもは八つ裂き!美女が絶叫!助けてーッ!」という類のものではありません。出てくるクマ自体はよく映像とかで見るような普通のクマですし、その姿もちょっと大きいかなというくらいでモンスターっぽくもないので、想像の範疇に収まるような地味なクマと言ってしまえるかもしれません。ですが、その想像の範疇に収まってしまうようなクマが人を襲うところを生々しく描いているので、「最悪自分の身にも起こり得ないことじゃないよな・・・」とか自分が襲われるところを容易に想像できてしまう怖さがあるのです。当然殺人巨大グマの方が暴力的でそういう意味では怖いでしょうが、あくまでそれは空想の話。この映画のクマは妙にリアルで想像に難くない存在として描かれるため、見ていると「人間って非力なんだよな。こんなクマに出会ったら八つ裂きにされるしか無いもんな・・・」みたいな諦観の境地に至っていくことになります。

以下、簡単な内容紹介です。





【内容】

右:自信過剰な彼氏アレックス 左:乗り気じゃないけど、付いてきてしまった彼女ジェン。
アレックスは火起こしが上手いだの山道には詳しいだの、いかに自分がアウトドア慣れしているかをジャブのようにピシピシ浴びせてきます。彼女の前でええかっこしたいもんね、仕方ないよね・・・みたいな気持ちで見守るとか、「あっ、こいつ死ぬよ!だって調子に乗ってるもん!俺は詳しいんだ!」とそういう慣れを画面に向かって叫んでおくなど各自やっておきましょう。



カヌーで山道へと向かう二人。アレックスは「熊よけスプレー?使わないと思うよ笑」「おい・・・こんなもの要らないだろ勘弁してくれよ・・・」みたいなことを言っては、クマ餌食レースをトップで走ろうと大はりきりです。順位的には出発の際トランクを閉めたあたりからずっと1位なので、このはしゃぎっぷりに視聴者は涙を禁じえません。


テントを張り、今日の宿を確保する二人。色々とお互い気に入らないことがあってギスギスしたまま翌朝を迎えます。
この時点で、クマらしき足跡や、シカの食い荒らされた死体などを二人が目にするシーンがいくつかあり、その気配を徐々に現していきます。


日が昇って翌日、二人でアレックスが小さいころよく行っていたという湖を目指しますが、いつのまにか道を外れ遭難してしまいました。アレックスの話では「坂道を抜けるとそこには美しい湖がいきなり現れるんだ・・・」とのことだったのですが、どこで間違ったのか現れたのは無限に続く森。アレックスは"Let me think...Let me think..."とパニック、ジェンの今まで溜めていた怒りが爆発します。


画像レスにお使い下さい。


一時は大喧嘩、パニックになった二人ですが、アレックスがジェンをこのキャンプに誘ったのはプロポーズするためだったと判明。時間も良い薬となってか少し関係を持ち直します。画像は焚き火の前で唯一残っていた食料のシャンパンを二人で飲んでいるシーンです。今までひたすらギスギスしていた二人が笑いながら楽しげに話しているところを見てしまったせいで、「運良く二人とも助かったりしないかな・・・無理なんだろうな・・・」みたいなことを少し思うようになります(個人差があります)


そして翌朝、テントのジッパーを下ろすと奴は突然現れます。慌ててジッパーを上げ、ジェンに静かにするよう伝えるアレックス。足跡やシカの死体を目撃、何かが森のなかにいるような気配を感じていたジェンは、ただごとではないアレックスの様子を見て血相を変えます。張り詰めた空気の中、クマがテントに近づいて来る。どこかへ行ってくれ・・・どこかへ行ってくれ・・・と祈るアレックス。


駄目でした。クマはテントを突き破り、二人に襲いかかります。ジェンをかばいクマを蹴って追い払おうとしていたアレックスは足を酷くやられます。ジェンが熊よけスプレーを噴射し、クマを一度追い払うことに成功。「俺はもうダメだ!死ぬんだ!」「死なないわ!絶対に死なない!二人で生きて帰るの・・・・・。再びクマが戻ってきてアレックスを引きずっていきます。ジェンの前で食い散らかされるアレックス。「行け!逃げろ!」今際の際で彼は叫びます。アレックスのリュックサックから婚約指輪を取り出し、握りしめて走りだすジェン。果たしてジェンはクマから逃げ延びることが出来るのか・・・




以下はくまさん写真集です。


のそのそやってくる所が愛らしいですね。理解不能な変化球も投げてこないし、上着ておいて下履いてないクマよりマシなのではないでしょうか。






2015年7月7日火曜日

【漫画】テコンダー朴


「テコンダー朴」という漫画をご存知でしょうか。

晋遊舎がかつて発刊していた「スレッド」という雑誌に掲載されていた漫画で、ざっくり言うとテコンドー使いの青年「朴」が、父の仇である覇皇空手創始者「覇皇」を倒そうと戦いを繰り広げるという内容のものです。
(ちなみにスレッドは三ヶ月で休刊)

ストーリーは至ってよくある話なのですが、この漫画の特徴というかメインコンテンツとして、

「朝鮮文化は全ての文化の起源!」
「愚かで無識なチョッパリよ、半万年の歴史を持つテコンドーの前にひれ伏すが良い!!」
「劣等民族チョッパリは、ウリの地球から出て行け!」

という、朝鮮至上主義とでも言えるような発言、描写が挙げられます。「チョッパリは悪!朝鮮こそ至高!!」という描写が無いページを探すほうが難しい、と言ってもいいくらい、これでもかこれでもかとそういうのが全編にわたって展開されるなんともまあ刺々しい漫画なわけです。

こういう類のものは大っ嫌いだという人もたくさんいそうですが、全部がネタだと思って読むと割りと面白い漫画なので、単行本の名場面をいくつか抜粋して紹介してみたいと思います。




・よくわからない技名編


これは安重根の名前を取ったものです。やっていることとしては物凄く早いカンチョーです。

これは「イ・ボンチャン」という、昭和天皇を手榴弾二発で暗殺しようとした人の名前を取った技だそうです。やっていることとしては、物凄く早い両手つっぱりですかね。

これは物凄い早さで距離を詰める「縮地」です。るろうに剣心を思い出す方もいらっしゃるでしょうけど、これにも半万年の歴史があるとかなんとかなので、宗次郎はこれを真似したということになります。
頭上に浮かぶ妙な影は金日成同志です。いい笑顔だ。

これは覇皇が繰り出した技ですね。やっていることとしては物凄いパンチです。この後に「世界を制覇するのは俺だ!」みたいなこと言っているのでそんな彼の野望を反映した技名なんでしょう。

ケンシロウみたいにこめかみへ指を突っ込んでる技です。後ろにいらっしゃるのはもちろん金正日総書記です。つぶらな瞳だ。

一つの朝鮮を目指す的な意味の統一です。やってることは物凄い勢いで拳を上に突き上げることです。この技は未完成で、後に朴とその兄が完成させます。ストーリー上大きな意味を持つ技なのですが、ありえないくらい地味です。





・便利な「高句麗古墳安岳3号墳の壁画、手搏図」編


「高句麗古墳安岳3号墳の壁画、手搏図」を見ればテコンドー半万年の起源は明らか・・・


手搏図は合気道の起源「ハプキド」が描かれたものであり・・・

相撲の起源である「シルム」をする姿が手搏図には描かれていて・・・


柔道の起源である韓国の「ユド」は手搏図に描かれていることから・・・

下二枚、シルムとユドの説明をしている人は同一人物です。




・問題発言編


「小女時代とかいう朝鮮売女が大好きとかほざいていたな?」
※小女時代は架空のグループです。実在するいかなる人物、団体とも一切関係ありません。

編集部必死のフォローが光ります。

「僕たちタイ人はみんな文化先進国の韓国に憧れて、毎日キムチを食べながらK-POPを聞いて韓国ドラマを観てるんだ」
「へぇー(心底見下している顔)」

言い切る男。





・その他

編集部のフォローが光るその2


実はテコンドーの達人だった金正日。



どこかで見たことあるコマ割りと構図





たった1ページで豹変する合気道の達人

サイテー。




トレス。
ポケットに手を突っ込んで死んでるのはおかしいだろうが。




テコンドー朴、いかがだったでしょうか。
amazon価格で1,296円とやや高く、エロ漫画を買ったほうが100倍は有意義なお金の使い方になるのではないかと思いますが、この思い切った設定、問題発言の嵐を楽しめる人は手にとって見てもいいかもしれませんね。

この記事をもって何がどうとかを主張したいわけではありません。


最後に、原作者と作画担当のコメントにおける温度差を御覧ください。